アレルギーウェブ研修を受講しました!

アレルギーウェブ研修を受講しました!

こんにちは!
八王子のパラジェル認定ネイルサロン、
たゆnail &にこにこ保育ルームの菅原です。

東京都福祉ナビのアレルギーに関する研修を受講いたしました!

食物アレルギーWEB講習
講師 増田 敬先生

2021年1月たゆnail&にこにこ保育ルーム
スタッフ菅原

【小児アレルギー①動画】

◎過去から学ぶアレルギー
1988年に起こったアレルギーの事故から深刻に考えられるようになった。

◎年表にて社会的対応の動き
2000年以降から食品表示開始
2005年に食物アレルギー診療ガイドライン
2011年保育所でのアレルギーガイドライン
2012年調布市の給食で死亡事故
2015年学校給食における食物アレルギー対応指針
2019年アレルギー疾患医療拠点病院の指定

◎アレルギーとは
・抗原が体内に入り、抗体が抗原に対して反発しておこる
・原因になる植物を食べたあと、身体の免疫学的な仕組みが働き、様々な症状が起きる

◎乳児。学童ともに食物アレルギーが年々増加傾向にある
・診断のみの方、症状ありの方ともに増えている

◎食物アレルギーのタイプ
・即時型
・乳児アトピー性皮膚炎
【特殊型】
・食物依存性運動誘発アナフィラキシー(10〜20歳・小麦・甲殻類がおおいが、どんな植物も原因となりうる)
・口腔アレルギー症候群(即時型。果物や生野菜が多い)
・新生児期消化器症候群(多くは2歳までに改善される)
5つに分類されている

◎食物アレルギーとアトピー性皮膚炎
・乳児期の70%は関与が大きいといわれているが、年齢があがると関連性は低くなると言われている。

◎花粉・食物アレルギー
花粉とにた植物を摂取することで起こることがある
例;ヒノキ・杉→トマト
シラカバ→リンゴ・モモ・イチゴ・大豆・ピーナツなど
イネ科→トマト・スイカ・メロン・じゃがいも
ヨモギ→メロン・スイカ・セロリ

◎即時型食物アレルギー
・食後2時間以内に起こる
・乳児期は1時間以内に起こることが多い
・大人になってからなる方も6%位
・乳児はたまご・牛乳・小麦が
・大人はピーナツなど

◎症状
皮膚症状 92% (目・口・じんましん・かゆみ)
呼吸器症状  33% (くしゃみ・鼻詰まり・ゼーゼー・ヒューヒュー・喉が締め付けられる感じ)
粘膜症状   28%
消化器症状  18% (下痢・嘔吐・血便)
ショック症状 10%

◎アナフィラキシー・アナフィラキシーショック
【定義】
・アレルゲンなどの侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に聞きを与え得る過敏反応
・アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合をアナフィラキシーショックという

◎重症化するのは
・乳児期
・高齢者
・薬を飲んでいる
・基礎疾患がある
・アルコールをのんでいたり、風邪をひいているとき
・運動をしているときもリスクになる可能性がある
※重症度は東京都で出している表を参考にする

原因が何であっても、座っているところから立ち上がるという体位の変化から血液の流れがかわり、重症するアレルギーを持っている方は、体位の変化は行わないようにする。

食物アレルギーの場合、気管支喘息を持っていると重症化するリスクがある。
※アドレナリンを発症から30分以内に投与することで、回復しているのでアドレナリンは大事な薬となっている。

◎食物アレルギー予防
安全ではないが、避けることのできるアレルギー
原因食品を避ける
正しい知識
食品表示をよく見る
緊急時の対応を周囲へも知らせる

【動画からの感想】
十分に管理していれば回避できるアレルギーとのことだった。他に避けられない蜂や花粉などの話もあった。
ここ20年でアレルギーについて保育園・学校などで大きく取り上げられるようになったことが、表をみて知りました。
ガイドラインもできたのは最近とのことで、これからまだまだ知る必要のある項目だと感じました。
今回まとめた内容は本当に一部ですが、他の動画からもたくさん学ぶこと(エピペンなど)あったので、しっかりと確認して、使用するとなったときには躊躇なく使用できるようにしたいと感じました。