八王子市・認可外保育施設の指導検査についてweb研修を受講致しました!

八王子市・認可外保育施設の指導検査についてweb研修を受講しました!

こんにちは!
八王子のパラジェル認定ネイルサロン、
たゆnail &にこにこ保育ルームの久留米です。

先日、八王子市の「認可外保育施設の指導検査について」Web研修を受講致しました。

下記の項目について、説明がありました。

1、令和2年度(2020年度)の実地検査について

→新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から施設を絞り、11施設(新規施設、昨年度文書指摘のあった施設)に対して実施。

→本来5月~開始のところ、11月~新型コロナウイルス感染拡大防止対策をした上で上記の施設に対して実施。

2、施設の調査負担の軽減について

→施設の負担を鑑み、今年度より運営管理又は保育内容のいずれかの検査を毎年交互に実施。ただし、前年度の検査で指摘があった場合は、指摘があった内容についても次年度に確認する。

詳細は、認可外保育施設に関する下記を参照。

(八王子のホームページにも記載あり)

(1)運営管理
・保育に従事する者の数及び資格
・保育室等の構造設備及び面積
・非常災害に対する措置
・保育室を2階以上に設ける場合の条件
・健康管理及び安全確保
・備える帳簿
・利用者への情報提供
・設置者の経営姿勢

(2)保育内容
・保育内容
・給食
・健康管理及び安全確保
・備える帳簿
・利用者への情報提供

◾準備書類の削減

→実地検査の際、準備する書類から原則、消防計画と施設図面を除くこととします。これらの書類については変更があった場合のみ提出。

→消防計画は八王子消防署宛に提出しているが、計画を変更した場合には忘れずに八王子消防署に提出する。

→消防計画の作成・変更にあたっては、法改正等に十分留意する。(平成25年の東京都防災条例改正による、事業所防災計画についても作成・記載があるか、改めて確認する)

3、実地検査における留意点について

(1)運営管理

【留意点】
◾非常災害に対する措置

→今年度指導監督基準に適合していないC判定が最も多かった。

→認可外保育施設指導監督基準に示されている通り2ヵ所2方向に非常口があり、適切な避難経路が確保されている必要がある。

→2ヵ所の出入り口が隣接している場合や、避難経路がほとんど重複する場合は適切とは言えない。

→非常口の周辺に家具や用具を置いて設置の機能を妨げていないか注意が必要。

【留意点】
◾健康管理及び安全確保について

・職員の健康診断が実施されているか

→職員の健康診断は採用時及び一年に一回の実施が義務づけられている。

→また、調理、調乳にたずさわる職員は、月に1回検便による検査を実施しなければならないので注意する。

【留意点】
◾利用者への情報提供について

・施設及びサービスに関する内容の掲示

→下記の項目が記載されている内容を見やすい場所に掲示する。

・設置者の氏名
・建物の構造
・所在地
・事業を開始した年月日
・開所している時間
・サービス提供の額
・入所定員
・職員の配置数
・保険の種類
・提携している医療機関
・緊急時における対応
・非常災害対策
・虐待防止のための措置に関する事項

(2)保育内容

【留意点】
◾保育内容

・保護者との密接な連絡

→3才児未満に対しては少なくとも、体温、排便、食事の状況は必ず記入。

→緊急時に保護者へ早急に連絡できるよう、緊急連絡帳が整備され、すべての保育従事者がわかるようにされている必要がある。消防署、病院等の連絡先一覧も合わせて整備する。

【留意点】
◾健康管理・安全確保

・感染症への対応を適切にとること

→感染症にかかっていることがわかった児童については、かかりつけ医の指示に従うよう保護者に指示しなければならない。

→歯ブラシ、コップ、タオル等は一人一人準備する。

・乳幼児突然死症候群の予防

→乳幼児の顔色や呼吸の状態を極め細く観察することが大切。

→予防として、乳児を寝かせる場合は仰向けに寝かせる。

→睡眠中職員が在室する。

・安全確保

→保育室、その他児童が出入りする場所には危険防止に対する十分な配慮をする必要がある。

→危険物が置かれていないか、棚などが固定されているか、落下物がないか、コンセント類が安全か等、再度確認する。

 

4、幼児教育・保育の無償化に伴う検査の実施について

→令和2年度(2020年度)から、幼児教育・保育の無償化対象施設(特定こども・子育て支援施設)の運営基準の規定の内容の周知徹底及び施設利用費の支給における過誤・不正の防止の観点から検査を実施。

→これまでの調査と同日に実施し、検査時間に大幅な変更はありません。

【留意点】
◾領収書及び特定子ども・子育て支援提供証明書の交付

・教育、保育等の利用料(特定子ども・子育て支援利用料)の額と特定費用(日用品、文房具、行事参加費、食材料費、運営送迎費等→無償化対象外の費用)の額を区分しているか。

→特定子ども・子育て支援提供に係る提供証明書については、必要な内容を記載した上で、1年に一度は保護者にも交付する。

【留意点】
◾秘密保持等

・職員及び職員であった者が正当な理由なく、施設等利用給付認定子ども又はその家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じること。

【留意点】
◾記録の整備

・特定子ども・子育て支援の提供などの記録を整備・保存しているか

→完結の日から5年間保存。

 

【感想】

全体の研修内容を通して、日頃行っている内容を改めて確認することができ、とても良かったです。

緊急事態宣言は解除されましたが、今後も皆さまに安心してご利用して頂けるよう、感染症対策を徹底しながら保育させて頂きます。

春休み、休日祝日もご利用可能です。お気軽に下記のフォームよりお問い合わせください。